遠距離介護ブログ⑤【ケアマネージャーに相談してみる!】

介護

こんにちはhiromaruです。

この遠距離介護日記は、九州の離島に住む義父母に認知症状が出始め、その介護に追われ奮闘する日々を記しています。

一人っ子の夫にかわり嫁である私が、神奈川と義父母の住む鹿児島の離島を毎月行き来しながら介護を行っています。

〔数年前に義父に軽い認知症状→昨年末(2020年末)から義母も認知症状でる〕

 

認知と思われる義父母りょうしんの不可解な行動やお金の問題を解決しようと急いで帰省した私は、具体的に金融機関や携帯ショップに行く事で義父母の認知の現実を改めて思い知らされるのでした。😩

『前回までの話はコチラ👇』

 

ご近所、親戚の方に相談に行く

昨日までお金の問題解決で動いていた私は、義父母りょうしんの認知が生活にかなり支障をきたしている事をひしひしと感じて、いつも帰省時に夫と挨拶に行っている親戚の方に会うため、一人で車を走らせました。

とにかく些細な事でも協力して貰える人を一人でも作ろうと考えたからです。

到着後、義父母の現状の色んな行動や言動について話しを聞いて貰うと、

え~、そうなの⁈(*_*;

おばさんはちょっとここのところおかしいな?と思っていたから、そっちへ連絡した方がいいのかな?と考えてたとこだったんだけど、…

そこまで進行していたの???💦

 

っていうか、おじさんも認知だったの⁈

二人ともなっちゃたんだ~

そりゃ、大変だ~

親戚の方は余り外に出ない義父ちちの様子も知らなかった為、先に認知になったのは、実は義父ちちだった事を話すと、とても驚いていました。

近くにいても外出や双方の行き来がないと、それぞれに皆忙しいので、他人の様子は分からないものです。

話しを色々聞いてもらった後、具体的にどの様なサポートが受けられるかについては地域包括支援センターへで相談して進めていく事を勧められました。

私も事前に調べていたので、そこへ直ぐ今から行くのだと親戚の方に伝えました。

たまたまその親戚の方は、民生委員をしている為、役場の地域包括支援センターに直ぐ電話し話しを通して頂いたので、私は早速役場に向かいました。

(一般的には、市区町村の介護保険関係の窓口で案内してもらえます)

 

地域包括支援センターに行く

 

「地域包括支援センターとは?」

地域包括支援センター(ちいきほうかつしえんセンター)は、介護保険法で定められた、地域住民の保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関である。略称は「包括。各区市町村に設置される。2005年の介護保険法改正で制定された。

センターには、保健師、主任ケアマネジャー社会福祉士が置かれ、専門性を生かして相互連携しながら業務にあたる。

法律上は市町村事業である地域支援事業を行う機関であるが、外部への委託も可能である。要支援認定を受けた者の介護予防マネジメントを行う介護予防支援事業所としても機能する。

※Wikipedia地域包括支援センターより引用

 

地域包括支援センターの方にまず今現在の義父母りょうしんの状態を説明し、どの様なサポートが受けられるのか?について伺いました。

 

 

1、介護認定を受けるには
地域包括支援センターか、市区町村の窓口で申請します。

介護保険サービスの利用を考えるのであれば、まず要介護認定を受けて、「要介護」または「要支援」の判定をもらう必要があります

ケアマネージャーさんと自宅訪問してもらう日程を打ち合わせします。

 

2、介護認定の審査
市区町村から委託された調査員(ケアマネージャー)などが自宅訪問しどの程度の自立生活が出来ているか?聞き取り調査します。

チェック項目は下記項目のようです。

(1)身体機能・起居動作

(2)生活機能

(3)認知機能

(4)精神・行動障害

(5)社会生活への適応

それと主治医意見書を基に、コンピューターが介護にかかると想定される時間(要介護認定等基準時間)を推計して算出、7つのレベルに分類し、医療・保険・福祉の学識経験者で構成された審査会が最終的な介護認定の判定を行います。

 

3、介護の度合いにより認定が判別
・生活の支援の要支援1・2
・介護の手助けが必要な要介護1~5と別れます。

介護保険サービスを受ける場合、要介護認定の区分によって給付の限度額が決まっています。

 

4、実際介護保険を使ったサービスには
・自宅で受ける、(在宅サービス)

・施設に通って受ける
・施設に入所して受ける等が有ります

 

 

✔ 今の段階で義父母の出来る事➡とりあえず日常の作業(炊事・洗濯・掃除)は何とかできる
✔ 今の段階で義父母の出来ない事➡金銭管理・社会的な作業や処理・物事の理解・記憶

 

この様に今の義父母りょうしんの行動状況を話すと、この段階での介護認定を受ける事は、どうやら難しいそうです。😂

義父母りょうしんは、社交的で話しをなんとな~く合わせる事は出来ますが、公的な処理や対処する事は難しくむしろほぼ出来ません。

ですが、身体的補助は膝が痛くゆっくり動く義母でも、とりあえず日常生活は(炊事・洗濯・掃除)補助無しで行えると言う理由からでした。😓

今後出来ない事が増えたり、痴呆が進行していった場合は又その都度相談していくと良いそうです。

又医学的にも脳ドッグ等の検査を受ける等して、意見書があったり主治医の意見書が有ると判別も変わるので、診察して貰う事も勧められました。

しかし、認定されなくても1回数百円というお金が発生しますが、買い出しや掃除等他サポート出来るシステムが有ると言う事を知りました。😀

 

今回の帰省で義父母りょうしんの様子を直に見て、今後何をどうすればいいのか?考えるうえで包括支援センターに相談出来た事は、精神的に非常に助かりました。

介護保険に認定の有無にかかわらず、一人で思い悩まずに何かしら助けて貰える制度が有るのだと知ったからでした。

今後、確実にお世話になるであろう包括支援センターの皆さんにとりあえず顔通しと挨拶を交わして今回は帰りました。

介護問題で何かしら困った事があれば、まず市区町村の窓口や地域包括支援センターに相談する事をおすすめします。

介護をどこでやるか?はっきりさせる

親の面倒をどこでやるか?考えておく事は重要だと思いました。

自分達の生活や、親の生活双方の状況をよく考える必要があると思います。

しかし介護はお金がかかります。経済的に共倒れになっては話しにならないので、自分達の生活は守りつつというのは基本なのかなと思います。

 

義父母りょうしんにこの地を離れてもいいか?と過去に何回か確認をしました。

そうすると若い時にはこの地を離れても良いと言っていましたが、ある程度年をとると、その選択肢はありませんでした。

子供のいる都会に越していった友人達の話しを聞いても、

子供や孫達といられるのはいいけど…

居場所がない、

友達に会いたい、

さびしい、

自由に動きたい

何も気にしないでいられる所がいい

田舎に戻りたい…

そう話す友人が、多かったそうです。

けど…親戚や友人、知人が亡くなり田舎にいる事も寂しいと言っているし…😒ドウスレバイイノヨ~~~

中々介護受ける方も、やる方も難しい問題です。(~_~)

 

とは言え、

その時がきたら考えればいいか!

と考えていた自分達ですが…

今更ながらこの重要性をひしひし感じるのでした💦

 

ここは離島で、若者達も都会に出て行き、とても年寄りの多い島です。

家が古くても裏に畑が有り、数種の野菜、芋、果実を作っています。

この離島の穏やかで住みやすい環境から一度も出た事が無い義父母りょうしんが、都会で住める訳でもなく確かに義父母りょうしんの性格やこれまでの考え方、行動、言動を見ても動かす事は無理だと判断してきました。

家もかなり古くて数十年経っていますが、庭や畑の様子や家の手入れで丁寧に住んできた事が分かるからです。

義父ちちは、毎朝丁寧に庭を掃除し、ゴミや葉っぱが一枚も落ちていないとお友達からも有名でした。畑の防風林や庭の木々も綺麗に自分で刈込をしています。耕運機で畑も耕しています。

義母ははは、畑に野菜や果物、芋、落花生を育てて庭先から取った物を料理に使っています。

様々な事がありながら頑張って生きて来た証の土地でもあるので、義父母りょうしんが自慢のこの場所を手放す事は難しいと考えました。

更に私達の住んでいる家周辺は、坂も多く足の悪い義母ははは移動する事も無理なので、都会に呼ぶとなると、私達の住居そのものの転居が必要です。

なので、やはりこの地に私が来る事が一番手っ取り早いのです。

 

私は、役場から帰る道を運転しながらこの離島の地で、どうやって介護しながら生きていけばいいか?
考えながら、運転するのでした。

まとめ

親の金銭管理を大体つかめ、今後どうやって具体的に介護をしていけるか迷った私が、今やれる事又やった事をまとめてみました。

  • とりあえず月に1回、1週間前後帰省する😓
  • ご近所、親戚、お友達に声掛け、挨拶しつつコミュニケーションとる
  • 地域包括支援センターを最大限利用する
  • 周りにオープンに話し、何かあったら連絡してもらう

 

親戚の方やお友達が地元に数人いたとしても、電話連絡だけで突然その方々に頼ると言う事は現実できません。

しかし遠距離介護を一人でやるのは無理が有るので、些細な事が心配な場合(例えば中々連絡が取れない時の安否確認等や在宅確認)や地域の情報を得るのに、親戚はじめご近所公的機関お友達連絡や挨拶は必ずやっておくべきだと感じました。

たまに、相手がお返し等負担に思わない程度の物(ちょっとしたお菓子・漬物・おいしい物等)を少しでも持っていきつつ会話するのは効果的だと思います。多少お金はかかっても、自分の精神的な支えやコミュニティを作る事が出来ると思いました。

勿論、親と親戚との関係をある程度知ったうえでの事ですが、、、

仮に親とギクシャクした関係でも、とにかく明るく振舞い過去にこだわらない関係で接すると、些細な情報が役立つのではないかと思っています。

そこはこれ迄の自分の仕事が活きてくるなと思います。仕事では様々なトラブルがあった顧客とも接してきました。そこに一つ一つ感情を入れこまず、懐に入れるような低姿勢で物事を進めなければいけません。そうでないとやってられませんでした。働いている人だとほぼ皆経験すると思います。

その仕事で培ってきたノウハウを活かせる様にしようと思います。

 

今後どんどん親の様子も変化していくと思います。今は出来る事をとにかくこなし、よく考えて変化に対応出来るようにしていかなければならないと強く思う、今回の帰省でした・・・。

 

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コメント

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